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11月, 2020の投稿を表示しています

農業日和~Part86~

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先週木曜日に、サポートハウスとびらは長坂で大豆収穫後の作業をしてきました。 この日は、さやから大豆を取り出す作業をすることになっていたのですが、何しろとてもたくさんの量ですので、とても終わらないということがうすうすわかっていました。「手伝いますよ!」と駆けつけてくださった方もおられて、4名で作業をしました。 収穫直後と違って、乾いてくると、大豆を踏んだときに「パリパリ」と良い音がします。 朝露に濡れてしまったということもあり、まだ乾いていないものはビニールハウスや外に並べて乾かしてからの作業です。 ちなみに、今回、「唐箕(とうみ)」と呼ばれる木製の機械も使わせていただきました。唐箕は、風の力でさまざまな選別ができる便利な農具で、「この辺ではどの家にもあるよ」と教えてくださいました。手回しハンドルを回して羽根車を回転させて風を送ることで、大豆とそのほかのゴミなどが分別されていきます。 今回は、昔はこうやって収穫していたんだと改めて大変さを実体験しました。 今回は1日通しての作業時間が確保できましたので、ビニール袋一杯になるほどの大豆をさやから出すことができました。 この大豆、次は選別作業が待っているのです。 お手伝いくださった方によると、お盆にのせて選別するやりやすい方法があるのだとか。 今回少し教えて頂いたので、一度やってみようと思っています。   まだこの2枚の写真の通り、さやから大豆を出す前の状態のものがたくさん残っていますので、次回は機械をお借りして作業をする予定です。 機械にかけると、なんと、1時間ほどで終わるのだそうで…。一度やってみて「調べたほうがいいね」、「農家さんはどうやっているのかな」などという声が上がり、実際に調べたり知っている方に聞くという流れになり、機械を借りるという話に至りました。最初からなんとかしてもらうよりも、自分たちでやってみて考えて対話しながら決めてやっていくというサポートハウスとびらのやり方そのものがここにも表れています。 経験する、やってみて考える、自分たちで考えて対話して決定する、ということの大切さを日々感じています。 今回は、自分たちだけではなく、いろんな方にサポートしていただいて、手伝っていただいて、作業することができました。私たちが作業すると聞いて、駆けつけて下さった方、道具を貸してくださった方、本当にありがとうございま

農業日和~Part85~

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朝晩とだいぶ冷え込む時期になってきました。 今朝も甲府は冷え込み、手先が冷たく感じる気温でしたが、太陽が昇るとだんだん暖かくなってきました。 サポートハウスとびらは、今日も中道の畑で農作業を行いました。 畑の様子を確認すると、ライ麦が徐々に成長し、ブロッコリーや葉物野菜も大きくなってきているのがわかりました。 まずは、里芋の収穫です。 周りにスコップを入れて掘りおこしやすくしてから、2人がかりで掘り起こします。 そして、里芋を植えた畑が粘土質ということもあり、なかなか土をほぐすのが大変でしたが、日に当てて土を乾かしながら作業をしました。 茎や葉が大きく育っていたところは、お芋の大きさがわりと小さく、うまくいかなかったのかな…と思っていたのですが、今日収穫したところは茎や葉があまり成長していなかったところで、お芋はかなり手ごろな大きさに育っていました。 また、里芋の隣で作っているネギも収穫。 甘くて美味しいネギになりました。 今日は初物の収穫もしました。植えていたスティックブロッコリーがだいぶ大きくなり、今年度初めての収穫をすることができました。 ふつうのブロッコリーの生育状況も順調です。 今日はそのほかに、ネギや葉物野菜(ルッコラ、わさび菜、からし菜)の収穫も行い、作業スペースに移動してパッキングの作業もしました。 サポートハウスとびらでは、明後日は長坂の畑で大豆の収穫後の作業を行う予定です。 自然の中で、生命力や自然の力を感じながらの作業は、心身共に癒される時間でもあります。自分たちで育てた野菜には愛情もわいてくるので、大事に大事に扱うようになります。また、土や草に触れ、触覚や嗅覚、味覚等の感覚を大事にできる機会でもあります。 自然の中で作業をして、私たちも癒され元気をもらっている今日この頃です。

農業日和~Part84~

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今日は甲府は日中気温が上がり、体を動かすと汗ばむ気候となりました。 サポートハウスとびら本日の農作業の様子をご案内します。 まずは、玉ねぎの苗を植える作業から行いました。 玉ねぎの苗を少しずつ手にとり、土を落としながら、1本1本分けていきます。 そして、玉ねぎ用にマルチを張っておいたところへ植えていきます。 太陽の光を浴びて作業をしていると、とても暑く、汗をかきました。 そのあとは、ピーマン・ネギ・カブを収穫しました。 大根も間引きをしましたので、これから大きく育ってくれることと思います。 畑の様子はというと、以前に悪戦苦闘しながら種まきをしたライ麦が芽を出していました。 ここから土壌改良していけるといいな、と思います。 ブロッコリーも元気に成長中です。 ルッコラ、わさび菜、からし菜もすくすくと育ってきています。 パクチーも緑の葉を茂らせています。 今日は、初めて参加してくださった方もいらして、3名で話をしながら作業を行いました。 サポートハウスとびらでは、来週も火曜日に中道で、木曜日に長坂で農作業をする予定です。関心のある方は、事前にサポートハウスとびらまでお問い合わせください。 自然の中で生命力を感じながら、農薬や化学肥料を使わずに育っている野菜に触れながらの作業はとても心地よい時間です。見学してみたいという方も、どうぞお気軽にお声がけください。

農業日和~Part83~

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今日は、月曜日でしたが、火曜日の日程と入れ替えるという形で長坂で農作業をしてきました。 大豆の収穫等を行う、ということで、5名で行ってきました。 お天気もよく、風もあまり吹かない良い気候となり、気分も上がりました。 まずは、大豆を抜く作業からです。 すっと抜ける株と、力を入れないと抜けない株があり、作業をしていて汗びっしょりになりました。 そして、少しずつまとめながら抜いていき、それを運び出しやすいようにまとめる作業をしました。 すると、ここでありがたい助っ人が来てくれたのです。 軽トラックで運んであげるよ、と来てくださった方がおられて、少し離れたところのビニールハウスまで運んでくださいました。本当にありがたかったです。 軽トラックで3往復もしてくださいました。ありがとうございます。 そして、午後は、大豆を足で踏んでさやから豆を出すという作業をしました。 最初のうちは皆元気に踏んでいました。 そうこうするうちにだんだん疲れてきて、なにか良い方法はないものかと考え始めます。 農家さんはどうやっているんだろうね、今回はやってみて考えるということで良いけれど、次は調べてみよう、などなどとお話しながらの作業でした。 木を車から持ってきて、叩いてみたり、木に打ち付けてみたり…。人間、いろいろ考える生き物なんだなあ、工夫しようと思うものなんだなあと改めて思いました。 みんなで苦戦しながら作業をしていると、これまた素敵な助っ人が来て下さり、なんと、代々使われているというふるいを持ってきてくださいました。 私達が作業している様子を見ていて、見かねてきてくださった、とのことでした。 道具というものは本当にうまくできていて、あっという間にきれいに豆だけがふるい落とされていくので、道具を貸していただいて本当に助かりました。 この写真は、今日とれた大豆の写真です。 まだまださやから出せていない大豆が残っているので、続きの作業をまた後日したいと思いますが…。これをさらに選別していくので、使える大豆がどのくらいになるのかは未定です。 こちらの写真(↓)は、大豆の茶豆という種類のものです。普通の大豆と比べて名前の通り茶色い色をしています。 そしてこちら(↓)は、黒豆です。 今日の作業は一日がかりとなり、体力的にも結構大変な作業だったのですが、素敵なサポートをして下さる方々に助けていただき、感謝し

農業日和~Part82~

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一昨日も、サポートハウスとびらは農作業をしてきました。 だいぶ寒くなり、手先が冷たく、参加者はそれぞれにかなり着込んで作業を始めました。 まずは、里芋の収穫からです。 茎を短めに切り、株周りをスコップで掘っていきます。そして、スコップを入れたまま、手で株を引っ張って持ち上げるように土を落とします。写真は、土を落として親芋と子芋、孫芋を分けているところです。 力も必要な作業で、あんなに寒かったのがうそのように暑くなり、汗をかきました。 今回収穫できた里芋がこちらです。 やや小さめのお芋になりましたが、煮物にするときに半分に切らずにそのまま使えるので、煮崩れしにくいという利点もあるようです。 そして、今回の作業2つめは、ネギの収穫です。 だいぶ太くて良いネギができて、甘くて美味しくなっています。 写真は、収穫後少し土を乾かしているところです。 このあと、薄皮を向いて、キレイにしたところで、パッキングしました。 さらに、3つめの作業として、今回も葉物野菜を収穫しました。 今回は、ルッコラ、わさび菜、からし菜(緑)、からし菜(赤)をそれぞれ収穫。 収穫している間に太陽の光を浴びてしゅんとしてしまうので、いらなくなったシーツを切って水で濡らし、カゴにかけてあげながらの作業です。 こちらは、うっかりして、写真を撮るのを忘れてしまいました。 4つ目の作業は、作業スペースに移動してのパッキングです。 役割分担をして、パッキングしていきます。 パッキングも思いのほか時間がかかる作業なので、人手が必要になります。 今回は、収穫がメインの作業となりました。 自然の中で作業をしていると、季節を感じることができ、また、自然界の厳しさや自然の力の偉大さを感じることがあります。そして、畑に訪問してくれる虫や生き物を見て、気づくこともあったり、驚くこともあったりします。 ぜひ、一緒に作業をしてみませんか?見学ももちろんOKです。 関心のある方は、事前にサポートハウスとびらまでお問い合わせください。 来週は、長坂の畑で大豆の収穫をしたり、中道の畑でも作業を行う予定です。

農業日和~Part81~

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朝晩はだいぶ寒く感じられる季節になりました。 昨日は、とびらの農作業の日ということで、畑で作業をしてきました。 にんじんの間引きをしている様子です。 2本良いものを残して、あとは抜いてしまいます。 ゆくゆくはマルチの穴1つに1本のにんじんができるようにしてきます。 そして、同じようにカブの間引きもしました。 カブはにんじんよりも成長していたので、空いているところに移植してみました。 写真は、一番最初にまいたカブの写真です。こんなに大きく良いカブになりました! さらに、ピーマンを収穫。 霜の通り道になっているようで、だんだん枯れてきてしまっています。 それでもこんなにたくさん収穫できました。 さらに、ルッコラ、わさび菜、からし菜を収穫。 パッキングすると、こんな感じになります↓ ルッコラは、ごま油の香りがします。わさび菜は食べると鼻にツーンとくる香りがします。からし菜も、ピリッとした辛さが味わえます。 ネギの収穫もして、畑での作業は終了。 そのあと作業スペースに移動して、パッキング作業をしました。 畑の様子を紹介すると… ブロッコリーが元気よく育っています。 パクチーも順調です。だいぶ葉が育ってきています。 サポートハウスとびらでは、明日も農作業を行う予定です。 来週月曜日には、長坂の畑で大豆の収穫をします。 見学したい、一度畑に行ってみたい、など、関心のある方は、サポートハウスとびらまでお問い合わせください。事前にご連絡いただきますと、参加にあたってのお願い等をお伝え出来ますので、大変助かります。 自然の中で、自然の力や生命力を感じながら、できるだけ農薬や化学肥料を使わずに育てている野菜たちに囲まれて過ごしてみませんか?

処方薬ミーティング開催のご案内

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毎月開催しております、処方薬ミーティング、今月は11月19日に開催します。 これまでと予定が変更になり、今後は、毎月第3木曜日の開催となります。 開催日時:令和2年11月19日(木)18時~19時 開催場所:公益財団法人住吉偕成会住吉病院 旧アルコールセンター2階第2・3会議室 当日は、砂利駐車場横の外階段からお入りください。 17時45分開場となりますので、時間に気をつけていらしてください。 また、当日入口にて、検温と体調確認、手指消毒等にご協力をお願いいたします。マスクを着用してお越しください。 会場内は、常に窓を開けるなど、換気を実施しております。上着等調整のできるものをお持ちいただくことをお勧めいたします。 皆様のご参加をお待ちしております。

ご家族のつどい開催のご案内

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今月もご家族のつどいを開催します。 毎月1回、精神疾患をお持ちの方のご家族同士の学びと語りあいの場を開催しています。現在は「ご本人との交流をより良いものにするためのアプローチ」として、LEAPアプローチについて学んでいます。感染症対策に注意した上で、ケアセンターをお借りして開催します。皆さまどうぞいらしてください。 日時:令和2年11月14日(土)13時から    12時30分開場となります。 場所:住吉病院ケアセンター  13:00 ウォーミングアップ  13:20 LEAP講義編  14:10 休憩  14:20 LEAP実践編  15:00 感想をひとこと&次回のお知らせ&アンケート  15:30 フリートーク 内容:LEAPアプローチ ”L(Listen:傾聴)” 移動自粛地域からのご参加はお控えください。 当日は、会場入口にて検温と手指消毒、マスク着用、体調確認にご協力をお願いします。 詳しくは、サポートハウスとびらまでお問い合わせください。 お問い合わせ先:公益財団法人住吉偕成会サポートハウスとびら         【電話】055-235-1521(代)         【メール】tobira★sumiyoshi-kaisei.jp(★の部分を@に変えて送信してください) 今月も皆さまと一緒に学び語りあえることを楽しみにしております。 どうぞ気をつけてお越しください。 お待ちしております。

農業日和~Part80~

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今朝は甲府は大変寒い朝となりました。 太陽が出てくると、だいぶ暖かく感じる一日でした。 さて、今日もサポートハウスとびらは農作業をしてきました。 昨日購入した白菜の苗を植え付けました。 そして、お水をあげ、ネットをかける作業まで協力しながら進めました。 そのあとは、今回土壌改良をする区画に、ライ麦の種をまきました。私たちの農作業では、できるだけ農薬や化学肥料を使わないで野菜を作ります。こうしてできる農作物は、特別栽培農作物と呼ばれます。 土壌改良というチャレンジも今回初めてですので、ライ麦の種を初めて見ましたが、細長い形をしています。 この種を機械にセットして、機械を押していくと種が蒔かれるという仕組みになっています。 先日、キレイにしていただいた区画全体に種をまきました。 ふかふかの土の上を押していくのですが、コツをつかむまでに時間がかかりました。 慣れてきたかな…と思う頃には終了です。 どのような土壌になっていくのか、これからを楽しみにしたいと思います。 今日は、その他にも、ネギやカブの収穫と袋詰め作業も行いました。 サポートハウスとびらでは、来週も火曜日と木曜日に農作業をする予定です。 だいぶ寒くなってきましたが、太陽の光を浴びて作業をしていると汗ばむくらいの気候です。仲間と一緒に汗を流すという時間もとても貴重な機会です。サポートハウスとびらの農作業に関心のある方、見学をしてみたい方、などなど、サポートハウスとびらまでご一報ください。お待ちしております。

オープンミーティング開催のお知らせ

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 先月より再開しましたオープンミーティングを、今月は11月7日(土)に開催いたします。 オープンミーティングは、集まった方が話したいことや想いを語る場として、昨年10月から開始しました。とびら一同、多くの方のご参加をお待ちしております。 開催日時:令和2年11月7日(土)10時から11時 開催場所:住吉病院 旧アルコールセンター2階 第2・3会議室 どなたでもご参加いただけます。事前申し込みは不要です。 当日は9時45分開場となります。お時間をご確認の上、お越しください。なお、マスクを着用してお越しいただき、入り口での検温・体調確認・手指消毒等にご協力くださいますよう、お願い申し上げます。   会場へは、元南グラウンド側の外階段からお入りいただきます。 入口にスタッフが待機しておりますので、お声がけください。 開催のご案内はこちらからダウンロードしていただけます→ オープンミーティング再開のお知らせ それでは当日気をつけてお越しください。 お待ちしております。

ピアサポート講座開催のご案内

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この度、公益財団法人住吉偕成会サポートハウスとびらでは、ピアサポート講座を開催することとなりました。 これまで、10年近くにわたってピアサポート講座等を開催されておられる聖学院大学相川章子先生を講師に迎え、相川先生の講座を受講され、現在幅広く活躍されておられるファシリテーターお二方をお迎えし、「リカバリーってなんだ?」、「ピアサポートってなんだ?」、「人々が支え合う意義って何だろう?」などについて考え、学びを深める中で、人と人とのつながりが広がっていくことを目的としています。 今回の講座を通して、多くの方々が出会い、学び合える機会となりますよう、サポートハウスとびら一同、皆様のご参加をお待ちしております。 開催日時:令和2年11月21日(土)、22日(日)、12月5日(土)、10時~15時 開催場所:住吉病院 ケアセンター 受講対象者:ピアサポートに関心のある市民の方。3日間すべての講座にご参加いただける方。お手伝いの必要な方はお申込前にご相談ください。 定員:15名(先着順。定員になり次第、締切りとさせていただきます。) 受講費用:12000円(講座初日にお釣りのないようにご用意ください。) 申込方法:申込用紙に記入の上、郵送またはFAX、メールのいずれかの方法により、サポートハウスとびらまでお申し込みください。メールの方は、申し込み用紙をメールに添付して送信してください。 申込締切:令和2年11月10日(火)17時  受講決定者には、追って受講決定通知を郵送いたします。  新型コロナウイルス感染症等の感染症の流行状況により、講座を中止とさせて頂く場合があります。ご理解ご了承くださいますよう、お願いいたします。 お申込み先:公益財団法人住吉偕成会サポートハウスとびら  【郵送】〒400-0851 山梨県甲府市住吉4-10-32  【FAX】055-235-1522  【メール】tobira○sumiyoshi-kaisei.jp(○の部分を@マークに代えて送ってください) お問い合わせは、サポートハウスとびらまで、お電話(055-235-1521)またはメールにてお願いいたします。   なお、開催のご案内は、こちらからダウンロードいただけます。⇒ 開催のご案内① 、 開催のご案内② 、 開催のご案内③ 、 開催のご案内④ 、 申込用紙