投稿

1月, 2021の投稿を表示しています

農業日和~Part96~

イメージ
今日は、火曜日ということで、サポートハウスとびら農作業の日でした。 といっても、畑での作業がないので、今日は長坂の畑で収穫した大豆の仕分け作業を行いました。 これまでの方法では、いつになったら終わるのかまったくわからないので、作業が嫌になってしまうので、今日は頭を使いました。 木のトレーと100円ショップのミニほうき&ちりとりセットが活躍。 今日の相棒となりました。 作業スペースとしてお借りしている場所の玄関前が少し斜めになっていますので、この傾斜を利用して、トレーを設置。上のほうに優しく大豆を置いてあげると、良い大豆だけが転がって溜まっていきます。土や割れている大豆はそのまま上のほうに残るので、ほうき&ちりとりで取り除くと、良い豆だけが残る、という重力に頼った仕分け方法です。 こんな感じ(↑)・・・。 これは作業がはかどります。 3人で作業を進めて2時間半で、この通り(↓)。 やはり頭を使って工夫すると、作業効率が上がって、集中力もUPします。 作業がはかどると、先が見えるので、やる気もUP。良いことがいっぱいです。 サポートハウスとびらでは、明後日も大豆の仕分け作業をする予定です。 今日の感覚だと、来週中には仕分けが完了するかも!? 一緒に作業をしてみたい、という方は、事前にお問い合わせくださいますと大変助かります。ぜひ農薬不使用、化学肥料不使用、除草剤不使用で作った大豆の仕分けを一緒にやってみませんか?関心のある方は、サポートハウスとびらまでお問い合わせください。

炭素循環農法を学ぶ①

イメージ
最近は、農作業の時間に畑が凍っていること、あまりの寒さからか作物が育っていかないことから、今後に向けてミーティングを重ねており、なかなかいつもの「農業日和」のブログが更新できていません。 昨年、「ピーマン畑に病気が出た」ということをきっかけに、サポートハウスとびらは、農業経験のある方からお話をうかがい、皆で対話しながら考えることを続けてきました。 そこで、「炭素循環農法」という一つの農法を知りました。 今回は、農作業の時間を利用して、炭素循環農法を学ぶ機会をいただきました。 土壌には、多種多様な微生物が存在している。微生物は、自ら相手の微生物の生育を阻害する物質を生産し、スペースを取り合ったり餌を奪い合ったりしながら拮抗するものもいる一方で、微生物同士がお互いに共存したり、農作物などの植物と共存関係になるものものもいる。 土壌微生物は、増減を繰り返すことで種類と個体数のバランスを保って行く(土壌微生物の多様性という)。植物は根から水や酸素、養分などを吸収して成長する。根は吸収するだけでなく生成物の排出もする。土壌微生物はこの根から出た生成物を好む。微生物はこの生成物を取り込む代わりに根が自分の力だけでは吸収できない栄養分を提供してくれる。さらに微生物は取り込んだ生成物を分解し、そこで生じた生成物がまた植物に必要な栄養分として根から吸収される。植物と微生物が良好な関係を築いていることで互いの生育に必要な栄養分が循環する。 多様性が失われ、バランスが崩れた土壌は、植物の病害や生育不良を招く。人間の腸内で細菌の多様性のバランスが保たれることで健康が維持されるように、土壌も多様性を保つことが良好な生育環境を作ることにつながる。 連作障害の多くは、同じ作物を作り続けた結果、土壌微生物の多様性が崩れ、増殖した病原菌によって引き起こされているとされている。 土壌改良するためには、まず、土壌微生物のバランスをよくしていくことが大切。野菜を作るのは、微生物。とすると、よい土壌を作ることで、微生物がよい野菜を作ってくれる、ということになる。 【農業に役立つ微生物】 ●糸状菌(麹カビなど):堆肥を作るときなどに役立つ。デンプンを糖に変える、様々な酵素を分泌し有機物を分解する、といった働きをする。 →糸状菌によって生じた糖は他の微生物の餌となり、他の微生物は増殖する

「処方薬ミーティング」中止のお知らせ

イメージ
 いつも処方薬ミーティングにお集まりいただきまして、ありがとうございます。 さて、日本各地における新型コロナウイルス感染拡大防止のため、過日政府より、11都府県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、愛知県、岐阜県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県)を対象に緊急事態宣言が発出され、山梨県内においても、新規感染者数が急増している状況となっています。  サポートハウスとびら及び公益財団法人住吉偕成会内において検討いたしました結果、お集まりいただく皆さまの健康と安心安全を第一に考え、 1月21日(木)に開催を予定しておりました「処方薬ミーティング」を中止 とさせていただくことになりました。直前のご案内となり、申し訳ございません。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。今後の開催につきましては、状況を見ながら追ってご案内させていただきます。

「クライシスハウスを叶える会」中止のお知らせ

イメージ
 いつもクライシスハウスを叶える会にお集まりいただきまして、ありがとうございます。 さて、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、過日政府より、11都府県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、栃木県、愛知県、岐阜県、大阪府、京都府、兵庫県、福岡県)を対象に緊急事態宣言が発出され、山梨県内においても、新規感染者数が急増している状況となっております。 サポートハウスとびら及び公益財団法人住吉偕成会内において検討いたしました結果、お集まりいただく皆様の健康と安心安全を第一に考え、 今月場所の提供を予定しておりました「クライシスハウスを叶える会」を中止 とさせていただくことになりました。 誠に残念ではありますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。今後の予定につきましては、状況を見ながら追ってご案内させていただきます。

ご家族のつどい 中止のお知らせ

イメージ
いつもご家族のつどいにお集まりいただきまして、ありがとうございます。 さて、日本各地における新型コロナウイルスの感染拡大が報道されており、社会情勢は日々変化しております。昨日政府より、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県を対象に緊急事態宣言が発出され、山梨県内においても新規報告者数が急増している状況となっています。 今月9日(土)に開催を予定しておりました「ご家族のつどい」ですが、サポートハウスとびら及び公益財団法人住吉偕成会内において検討いたしました結果、お集まりいただく皆さまの健康と安心安全を第一に考え、急遽中止とさせていただくこととなりました。 楽しみにして下さっていた皆さま、直前のご案内となり大変申し訳ございません。誠に残念ではありますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 また、今後の開催につきましては、状況を見ながら追ってご案内させていただきたいと思います。

ご家族のつどい 開催のご案内

イメージ
毎月1回開催しておりますご家族のつどい、今月も開催いたします。 住吉病院では、毎月第2土曜日に、精神疾患をお持ちの方のご家族同士の学び合いと語りあいの場を開催しています。現在は、「ご本人との交流をより良いものにするためのアプローチ」として、LEAP:L(Listen)-E(Emphathize)-A(Agree)-P(Partner)傾聴・共感・同意・パートナー・アプローチについて学んでいます。今月も感染予防に注意した上で、ケアセンターをお借りして開催します。皆様どうぞいらしてください。 日時:令和3年1月9日(土)13時から    12時30分開場となります。 場所:住吉病院 ケアセンター 内容:LEAPアプローチ ”E(Emphathize:共感)”①    13:00 ウォーミングアップ    13:20 LEAP講義編    14:10 休憩    14:20 LEAP実践編    15:00 感想をひとこと & 次回のお知らせ & アンケート    15:30 終了予定 年末年始の感染拡大地域からのご参加はご遠慮ください。 当日は、会場入口で検温と手指消毒・マスク着用・体調確認にご協力をお願いします。 なお、会場内は十分な換気を行います。暖かい服装でお越しください。 詳しくは、サポートハウスとびら【電話:055ー235-1521、メール:tobira●sumiyoshi-kaisei.jp(●の部分を@に変えて送信してください)】までお問い合わせください。 今年も皆さまと一緒に学べることを楽しみにしております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

農業日和~Part95~

イメージ
今日は、新年最初の農作業をしてきました。 …と言いたいのですが、実は、この寒さで畑がカチコチに凍っており、畑での作業ができない状況となってしまいました。もちろん、こんなに寒い状況では、野菜も育たず、収穫は春になるまでお休みかな、と感じました。そこで、今日は、畑の状況確認と今後の計画についての打ち合わせを行いました。 サポートハウスとびらは、現在、来年度の計画を立てているのですが、今年の活動を振り返って、学んだことや気付いたことなどを話す必要があり、作業はできないものの、このような機会が大切となっています。 1回では終わらないので、当面の間、ミーティングを続けていくことになります。皆で集まって、今後の計画を立てるということも大事で、農作業を続けていること、農薬不使用・化学肥料未使用の野菜を作っているわけ、目指しているものや方向性、など、まずは一人ひとりが自分の頭で考え、仲間と対話することで、計画がより具体的になっていきます。 何度やってみても、同じように野菜は育たないし、一度上手にできても毎年上手にできるとも限りません。天気や気候にも左右されるので、今年度は春先に雨が少なく、梅雨らしい梅雨となって長雨が続いてしまい、作物の生育状況も変化していることを感じました。 今日は、今年度の畑の様子や天候について、振り返るところから始めました。 今年は、少しずつではありますがとびらの野菜の味を知ってもらい、「とびらの野菜はえぐみがなくて美味しいね」と声をかけて頂けることが増えてきました。化学肥料を使うと、野菜はえぐみが出てしまうんだとか。農薬や化学肥料を使ったピーマンは食べないお子さんが、とびらのピーマンは美味しいと言って食べてくれたという声も届いています。 ここからどうしていくか。これまでの経験や学びから、皆で協力して計画を立てていきたいと思います。 今日の畑の様子をちょこっと紹介すると… 白菜は植え付けがかなり遅れたので、春先に食べられるようになるかな?という成長具合です。 リーフ類は、この寒さで成長がピタリと止まっています。こちらも、春になってまた収穫できるようになることを祈ります。 写真はありませんが、ネギと大根はしっかり凍っていました。 ほうれん草は、寒さに強いので、元気な姿を見せてくれていました。 ライ麦は、寒さで成長は一時中断の模様。葉の先が少し赤茶色っぽくなってい

あけましておめでとうございます

イメージ
新年あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。 本年もよろしくお願い申し上げます。 昨年は、新型コロナウイルス感染症の流行、そして、仲間との別れ、念願のピアサポート講座開催など、いろいろなことがあった一年となりました。 まだまだ新型コロナウイルス感染症の流行も止まらず、落ち着かない毎日ですが、少しでも活動を進めて目標に近づけるよう、サポートハウスとびらも周りの方も一緒に元気になっていけるよう、とびらメンバー一同精進してまいりたいと思います。 よい一年となりますように。