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5月, 2020の投稿を表示しています

農業日和~Part48~

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 昨日の農作業では、トマトと里芋の苗を植えました。トマトは支柱をつけ、里芋は畝を高くつくり、植え付けを行いました。同じ苗の植え付けといっても、畝の作り方や支柱の設置の仕方等種類によって、対応が異なるのだと改めて実感し勉強になりました。 (左がトマト、右が里芋の苗です。) また、ピーマンは順調に育ち、初めての実がなりました。これから多くのピーマンが育つように今回の作業で、大きくなったピーマンを収穫し、苗を支えるためのビニールテープを張り、支柱を設置しました。昨年と同様に多くの実がなるといいなあと思いながら作業を行いました。 枝豆、じゃがいも、にんじんも順調に育っていました。また先週に引き続き、玉ねぎの収穫も行いました。育てたものが大きくなり収穫できると、作業の疲れも吹き飛び、うれししい気持ちになります。 サポートハウスとびらでは、来週も木曜日に農作業を行う予定です。ボランティア参加の方は、検温やマスク着用をはじめとする感染防止対策にご協力いただき、現地集合現地解散できる方に参加をお願いしております。参加を希望される方は、まずはサポートハウスとびらまでお問い合わせください。

サポートハウスとびらのビジョンを紹介します

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私共サポートハウスとびらは、今からおよそ1年半前、活動を開始するにあたって、以下の理念を掲げることになりました。 そして、活動を進める中で、活動や私たちの考え方をさらに広げ、関心を持っていただく方を増やしながら、活動への参加者・賛同者が増えていくことを考えるようになりました。そこで、サポートハウスとびらのビジョンがある方が、私たちが目指しているものを伝え、どんな想いをもって活動しようとしているかお伝えしやすいのではないかと考え、サポートハウスとびらのビジョンを決めるに至りました。 今回は、そのビジョンを紹介します。 【サポートハウスとびらのビジョン】 『よりよい関係性からお互いを尊重し、つながりや対話を通じて人生観を広げる活動を創り出す。~ここから、相互扶助と地域に根差した共生社会が生まれる~』 ●リカバリーする可能性を信じ、自然なつながりと対話からお互いに学び、変化し、成長し、サポートし合う関係性の構築を実現する。 ○夢を持ち続けながら、人間として成長し続けられることが大切だと考えています。  様々な人との関係性の中で、その人の善いところも学べます。また、自分のできないことも学ぶことができます。関係性は、自分が成長するための気づきを得るきっかけを与えてくれます。そのためには、先ずは人と対等に話すことが大切です。さらには、相手の言った言葉と自分が思ったこと、感じたことの違いに気づくこと、気づける余裕があることも大切です。お互いにサポートし合いながら、お互いが成長できる関係性をつくっていきたいです。 ○リカバリーはいつでもどこでもだれにでもあり得るものだと信じ、伝えていきたいです。  自分自身にとってのリカバリーとは、人に決められるものではなく自分が感じ決めるものです。上手くいかないことや嫌なことが多くて、苦しみ、絶望を感じることもあります。自分が望んでいることとは真逆の経験をして、それがどうにもならないと考えるから、人は絶望を感じます。私たち自身もそういうことが沢山ありました。そんな時でも、色々な人に支えられて、その人たちから学んで、たくさんの経験をして、成長を重ねられています。それが大事なのだと思います。今はまだリカバリーの途中にいても、自分自身や周囲の人のリカバリーを信じて、一緒に歩

農業日和~Part47~

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今日はとてもよく晴れていますが、農作業をした昨日は曇り空でした。 涼しい気候でしたので助かりましたが、一生懸命に作業をしているとかなり汗をかきました。 以前に植え付けた人参もよく育ってきています。 じゃがいもも、花が咲き始めました。 今回は、計画変更に伴い、ニンジンをもう少し多く作ることになったので、4畝分マルチを張る作業から開始しました。 防草シートを半分剥がし、三角ホーや鍬を使って畝を作り、5穴マルチを張っていきます。4畝分となると結構時間がかかると予想していたのですが、意外と早く仕上がりました。 だんだん数をこなすうちに、上手に張れるようになってきた気がします。 そして、ニンジンの種をまきました。人参の種はこちら↓ 1か所(1つの穴)につき、5粒が目安です。せっせと植え付けをしました。 そして、昨年度植えた玉ねぎがとてもよく成長し、そろそろ収穫しても良い時期になりましたので、今回は、カゴ3つ分の玉ねぎを収穫しました。 昨年唐辛子を干したところに、今回の玉ねぎも干しておくことにしようと、干すための準備もしました。根を切り、6個ずつひもで結びました。根を切るのは、根が付いたままだと根のほうに栄養がいってしまうので、それを防ぐためなんだそうです。毎回毎回学ぶことが多いです。 いろいろな大きさの玉ねぎがあるのですが、大きいものが多く、こぶし大ほどの大きさになっていました。 どんな味がするのか、調理して食べてみたいと思います。 新型コロナウイルス感染症流行により、様々な制約のある生活が続き、サポートハウスとびらの活動も計画を変更する必要が出てきています。そんな中、昨年お世話になった方々に久しぶりに連絡を取りました。今この状況の中で様々な活動をされておられる先輩方はどのように工夫していらっしゃるのかお話をうかがいたいとお願いしようと思ったのがきっかけです。皆さんそれぞれにお忙しいにも関わらず、メールやお電話をくださいました。直接会うことができなくても、連絡をとり、お互いを気にかけ、近況を語り合う、そんなひとときがとてもうれしく、つながっていることの大切さを改めて感じてほっこりしました。 ソーシャルディスタンス(社会的な距離)をとることが推奨されていますが、それは、物理的な距離であって、心理的な距離ではありま

情報提供①「特別定額給付金~入院中の方ももらえます!」

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 新型コロナウイルス感染症が流行する中で、 『「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の変更について(令和 2 年 4 月 20 日閣議決定)』により、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行うために 1 人当たり 10 万円を支給する特別定額給付金事業が実施されることになりました。  特別定額給付金の事業ができたとき、精神科病院に入院されている方がこの事業のことを知らないままになってしまうのではないかという思いがわいてきました。 サポートハウスとびらでは、まずは同じ法人にある住吉病院に入院中の方にもこの事業について知っていただくことが大事であると考えました。そして、この情報をどのような方法でお届けすることができるのかを考え相談した結果、病院関係者の皆さまのご協力を得て、この度、病棟内にお知らせと併せてこの事業に関する情報や事業実施に伴い各種要望等の活動をしておられる団体からの要望書なども掲示していただくことができました。 今回、掲示を依頼したその他の資料はこちら↓  「 総務省:特別定額給付金のご案内」こちらからご覧いただけます ⇒  総務省  「要望書:精神障害当事者会ポルケ」4月下旬に東京都知事・大田区区長宛てに要望書を出されています。こちらからご覧いただけます ⇒  精神障害当事者会ポルケ  「要望書:公益社団法人日本社会福祉士会」 こちらからご覧いただけます ⇒  日本社会福祉士会  「インターネット記事:精神科入院患者が「一律10万円給付」を手にすることの革命的インパクト」こちらからご覧いただけます ⇒  記事  サポートハウスとびらの活動の中には、「権利擁護」、「情報提供」に関する事業がありますので、今回、情報をお届けいたしました。  今後、住吉病院に入院中の方がとびらからの掲示をご覧になり、もう少し詳しく知りたい、私はこうしたい、など、問い合わせを希望される場合があるかもしれません。その場合は、サポートハウスとびら、または、住吉病院医療相談・地域連携室にお問い合わせいただくことができます。  権利擁護ということを考えた時、自分の頭で考え、それを声にだしてみることが非常に大事なことであるとこれまでの活動の中で学んできました。そのためにも、欲しい情報を欲しいときに得られる仕組みが必要であり、一人ひとりが「自分に何ができるか」、

農業日和~Part46~

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ここ数日、甲府は最高気温が非常に高い日が続いています。今日も、30度近くなるとの予報が出ていましたが、サポートハウスとびらでは、暑さに負けず農作業をしてきました。 今日は、先月から農作業への参加を希望してくださっていたボランティアの方が新たに参加してくださり、総勢6名で農作業をしました。 まずは、先日植え付けをしたピーマンと唐辛子の芽かき作業です。 この下の写真(矢印の先)のように、一番花といって一番最初に咲いた花があります。 この花よりも、下に出ている葉や芽を切っていきます。 だいぶすっきりしました。 この作業を合計200本分地道にこなしました。 すると、こんなにすっきり! 今後の成長が楽しみです。 少し休憩をはさんでからは、枝豆の植え付けです。 そのために、春先から透明マルチを張って雑草の種を発芽させて様子を見ていましたが、だいぶいい感じに枯れてきていました。 なぜか、茹って脱色されて白くなっているのが不思議でした。 きれいにマルチを張り、いよいよ植え付け…。よい苗に育っています。 にんじんとじゃがいもの隣は、枝豆が育っていくことになります。 今年こそ、枝豆パーティーできるかな…。新型コロナウイルス感染症が流行しているので、オンラインでやったらよいのかな…。夢は膨らみます。 水をあげると、シャキッとしてきたのを見て、植物も生き物だもの、と思いました。 そして、本日最後の作業は、トウモロコシの間引きです。間引きをしながら草もとっていきます。 ちょうどお昼の音楽が流れるときに、作業が終わるという最高のタイミングでした。 間引きしたあとのトウモロコシの様子はこちら↓ こちらも、大きく育って、よいトウモロコシになりますように。 まだまだこの急激な暑さに慣れていない時期ですので、熱中症対策をしつつ、自然に触れるひとときを過ごしました。世の中では、感染症流行によりまだまだ安心できない状況が続いていますが、ブログを通して少しでも自然の様子を発信できたらと考えています。 サポートハウスとびらでは、来週も木曜日に農作業をする予定です。 ボランティアの方は、感染防止対策等にご協力いただき、現地集合現地解散をお願いしております。関心のある方は、事前にお願いした

農業日和~Part45~

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ゴールデンウィーク明けの今日は、昨日のお天気はどこへやら、すっかりよいお天気になりました。 サポートハウスとびらでは、予定通り、農作業をしてきました。 連休前にはまだまだ青々としていた透明マルチの中の草たちも、すっかり茹ってきて、茶色く枯れかけてきました。あと一週間ほどすれば、透明マルチをはがして植え付けをする準備ができそうです。 今日は、ひたすら草引き作業をしていました。 にんじん、玉ねぎの周りには、草がいっぱい。細かい草なので、にんじんをうっかり引き抜かないように気を遣う作業でした。 玉ねぎの周辺の草はにんじんの周りの草よりも勢いがあるような気がします。 ひたすら、ひたすら、草と格闘した半日でした。 きれいになると、気分がとっても良いものですね。 先週植え付けをしたピーマンは、花が咲きましたので、そろそろ芽かき作業ができそうです。 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、少し植え付けを当初の予定から変更する必要も出てきましたので、青空の下で今後どうするか話す時間もとりました。 こんなときにできる社会貢献ってなんだろう…。 今、どんなことが必要とされているんだろう…。 いろんな話題がたくさん出てきました。 日常生活や活動を自粛する事態となり、ニュースを見るのも疲れてしまうような、気が滅入ってしまうような、そんな状況が続いています。先が見えないことで、さらに気がかりが増えているのも事実です。 こんなときだからこそ、何が必要なのか。何が求められているのか。本気で考えさせられる機会でもあり、これからの生き方や在り方を見つめなおし考える機会なのではないかと思います。そんなこんなで考えを巡らせていて、サポートハウスとびらのビジョンに書かれていることが本当に大事なように感じたので、今後、ブログでも紹介していきたいと思います。 サポートハウスとびらでは、来週も木曜日に農作業をする予定です。 ボランティアの方には、事前に注意事項やお願いをお伝えし、検温等の感染症予防対策にご協力いただいた上で、現地集合現地解散をお願いしています。参加を希望される方は、事前にサポートハウスとびらまでお問い合わせくださいますようお願いいたします。

各種ミーティング中止のお知らせ

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サポートハウスとびらでは、活動を始めてから、いくつかミーティングの場を作ってきました。また、オープンミーティングから派生してミーティングが広がっていったものもありました。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により、お集まりいただく皆さまの健康と安心安全を第一に考え、2月下旬以降の開催を見合わせてきました。 そして、これまで毎月開催中止のお知らせをしてきましたが、まだまだ再開の見通しが立たない状況が続いています。 この度、大変残念ではありますが、当面の間、「オープンミーティング」、「処方薬ミーティング」、「クライシスハウスを叶える会」の開催を中止とさせていただくことになりました。 また今後の開催等につきましては、改めてご案内させていただきたいと思いますので、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。