農業日和~Part95~

今日は、新年最初の農作業をしてきました。
…と言いたいのですが、実は、この寒さで畑がカチコチに凍っており、畑での作業ができない状況となってしまいました。もちろん、こんなに寒い状況では、野菜も育たず、収穫は春になるまでお休みかな、と感じました。そこで、今日は、畑の状況確認と今後の計画についての打ち合わせを行いました。

サポートハウスとびらは、現在、来年度の計画を立てているのですが、今年の活動を振り返って、学んだことや気付いたことなどを話す必要があり、作業はできないものの、このような機会が大切となっています。
1回では終わらないので、当面の間、ミーティングを続けていくことになります。皆で集まって、今後の計画を立てるということも大事で、農作業を続けていること、農薬不使用・化学肥料未使用の野菜を作っているわけ、目指しているものや方向性、など、まずは一人ひとりが自分の頭で考え、仲間と対話することで、計画がより具体的になっていきます。
何度やってみても、同じように野菜は育たないし、一度上手にできても毎年上手にできるとも限りません。天気や気候にも左右されるので、今年度は春先に雨が少なく、梅雨らしい梅雨となって長雨が続いてしまい、作物の生育状況も変化していることを感じました。
今日は、今年度の畑の様子や天候について、振り返るところから始めました。

今年は、少しずつではありますがとびらの野菜の味を知ってもらい、「とびらの野菜はえぐみがなくて美味しいね」と声をかけて頂けることが増えてきました。化学肥料を使うと、野菜はえぐみが出てしまうんだとか。農薬や化学肥料を使ったピーマンは食べないお子さんが、とびらのピーマンは美味しいと言って食べてくれたという声も届いています。
ここからどうしていくか。これまでの経験や学びから、皆で協力して計画を立てていきたいと思います。

今日の畑の様子をちょこっと紹介すると…
白菜は植え付けがかなり遅れたので、春先に食べられるようになるかな?という成長具合です。
リーフ類は、この寒さで成長がピタリと止まっています。こちらも、春になってまた収穫できるようになることを祈ります。
写真はありませんが、ネギと大根はしっかり凍っていました。

ほうれん草は、寒さに強いので、元気な姿を見せてくれていました。
ライ麦は、寒さで成長は一時中断の模様。葉の先が少し赤茶色っぽくなっています。こちらも、春になって暖かくなるとまた成長していくそうです。

サポートハウスとびらでは、当面、ミーティングを中心としつつ農作業を行っていく予定です。自然界の厳しさを目の当たりにすることもありますが、自然のよさを感じることもたくさんあります。私たちのまわりには、処方薬を減らす取り組みをされている方がたくさんいます。人間も野菜も薬を減らすことは大切なのではないかと感じています。
今年もサポートハウスとびらの活動は続きます。またブログで活動の様子やとびらが考えていることを発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



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