活動報告~田植えをしてきました~

サポートハウスとびらでは、6月4日(土)に北杜市内で田植えをしてきました。

当日は快晴で、外にいるとじりじりと暑さを感じる気温でした。参加者は8名の予定でしたが、急遽事情により3名欠席となり、5名での作業となりました。

午前中は、4月に苗代づくり・播種作業をした田んぼで苗を取り出して藁で縛る作業を行いました。
4月から5月にかけて気温が上がり切らず、なかなか成長していなくて心配していた苗も5月後半からぐんと成長し、十分田植えができる大きさに育っていました。
まずは、草と苗の違いを教えていただいて、草を取りながら苗を取り出します。
見分けがつかなくて困ったら、①根元を見て、モミがついていたら苗、②苗はしっかり根を張っているが、草はすんなり抜ける、③草のほうが根元が白い部分が長い、という判断基準でやってみてください、とのこと。実際にやってみるとわかりやすかったですが、それでも草が混じっているのではないかと気になってしまう…という状況でした。
そして、苗を藁で縛るやり方も教えていただきました。

ひたすら苗と草と格闘すること約2時間。
ようやくすべての苗を取り出すことができました。

1時間のお昼休みをはさんで、午後はいよいよ田植えへ。
今年は、秘密兵器を準備していただきました。
30㎝ごとに2~3本の苗を植えていくということで、ロープに30㎝ごとに印をつけていただきました。実際に田んぼの中にロープを張ってみるとこんな感じ…↓。
黄色い印のところに苗を植えていきます。
途中で足をとられて何度か転びそうになったり、体半分くらい水に浸かってしまったり、慣れない姿勢での慣れない作業は大変でしたが、休憩をとったりお互いにフォローし合ったりしながらなんとかすべての苗を植えることができました。
17時過ぎには田植えが完了。

昨年度より参加人数は少なかったものの、事前にロープ等を準備していただいたこともあって丁寧に田植えをすることができ、昨年度は田んぼの半分までしか植えきれなかったところを今年は約8割植えきることができました。午前中に苗を苗代から取り出したときには、苗が残るのではないかと思ったのですが、すべての苗を植え切ってしまい、それでも苗が足りず少し空いているところができてしまいました。「あんなにいっぱいあったのに…」と皆さん口々に話されていました。

ちなみに、今年の4月22日、苗を育てていた田んぼにトウキョウダルマガエルが卵を産み付けていたのですが、今回はその卵がかえっておたまじゃくしになっていました。

今年の田植えはお天気に恵まれて暑いくらいでしたが、自然の中で1日を過ごし、汗を流し、とても良い時間を過ごすことができました。
今後の予定としては、約1か月後から草取り、畦の草刈りなどの作業を進め、順調にいけば10月下旬~11月上旬に稲刈りの予定となります。また近くなりましたら、ご案内をさせていただきます。

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