活動報告~アンケート集計結果一覧を全病棟に掲示しました。~

サポートハウスとびらでは、公益財団法人住吉偕成会内の病院・施設等を利用されている方の環境を改善し、職員と利用されている方の対話を促進するための活動を行っています。日頃は法人内に設置されているご意見箱に関する業務を行っているのですが、昨年度は新型コロナウイルス感染症の流行状況をみながら外部から病棟内に入っての面接が可能となったタイミングで、住吉病院に入院されている全入院患者様を対象としたアンケートを実施しました。

アンケートの目的は、以下の通りとなっています。
●入院環境の現状を把握すること
●入院されている方が想いを声に出す機会を作ること
●入院生活の環境を改善するため調査結果を住吉病院に伝えること

アンケートは、全病棟を回って直接説明、お渡しし、アンケート回収箱に入れていただくか、ご希望があればサポートハウスとびらスタッフが聞き取り・代筆を行う形で回収しました。

直接顔を見ながら聞き取りをすると、多くの方の声を詳しく聞くことができ、文面にはならない心の内側の話が言葉となって伝わってくるのを感じました。日頃ご意見箱は各所に設置されていますが、ただご意見箱を置いておくだけでは得られなかった声をいただくことができて、アンケートとしての意義が高まったと同時に、実際に顔を見ながら対話をすることがいかに大切であるかを学びました。

そして年度末には、アンケート集計結果一覧を添えた「アンケート調査結果報告書」を公益財団法人住吉偕成会に提出いたしました。そして、アンケートにご協力くださった皆さまにもフィードバックする機会が必要であると考え、この度、すべての病棟にアンケート集計結果一覧(A4用紙15枚、模造紙約1枚分)を掲示させていただきました。

また今年度も同様のアンケートを実施できるよう、感染症流行状況を見ながら取り組んでいきたいと考えています。
今回のアンケート実施にあたりご協力くださった皆さま、ありがとうございました。

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