農業日和~Part133~

 梅雨が明けてから、甲府は毎日とても暑い日が続いています。

昨日も猛暑の一日となりましたが、サポートハウスとびら農作業の日でしたので、活動の様子をご案内します。

畑では、バターナッツカボチャがさらにたくさんの実をつけていて、毎回畑に行くたびにその成長ぶりに驚かされます。大きめの実を手にとってみたところ、とても重量感のあるカボチャになっていました。

その隣では、サツマイモが育っていて、だんだんつるが伸びてきています。
バターナッツカボチャもさつまいもも例年より葉が大きい気がします。

作業としては、昨日は、ミニトマトの収穫、ミニトマトの脇芽の剪定と誘引、ししとうの収穫、にんじんの収穫、マルチと防草シートの撤去などを行いました。

ミニトマトの脇芽を剪定しつつ、購入した支柱キャッチというものを使って誘引していきます。
1本ずつ丁寧に作業を進めます。ミニトマトの実は、土から遠くなるほど大きくなりにくいのだそうで、昨日は少し下の方に下げながらの作業でした。朝のうちは茎が折れやすいということで、注意が必要です。

そして、マルチと防草シートの撤去作業では、スコップを使いながら、マルチを引っ張る方向に気をつけながら協力して作業を進めました。ちょっとしたコツでうまく剥がせたりするので、農作業も頭を使って効率を考えるとますます面白くなっていきます。

昨日はあまりにも暑くて、これ以上炎天下での作業は危険になると判断し、途中で作業を終了としました。これからの時期は、熱中症対策をとりつつ、体調にも気をつけながら、無理なく作業できるように工夫していきたいと思います。

昨日収穫できた野菜たちを紹介します。
少しですが、ピーマンが採れました!もう少し苗木が大きくなってくれますようにと祈るばかりです。
そして、ししとうは大量に収穫でき、これだけ採ってもまだ小さい実がついているので、来週も引き続き収穫できそうな予感がします。
そして、にんじんは今回の収穫ですべて採り終えました。色が濃く、味もにんじんらしい味がするとてもよいにんじんができました。畑からにんじんを引き抜くだけでもにんじんの香りが漂ってきて、それを味わえるのも畑での作業の醍醐味だなあと実感しました。

農薬や化学肥料を使わない農作業をしていると、色々なことを学ぶことができます。同時に、作業中に自然を感じ、草や野菜に触れ、においを感じることもできて、人間が持っている感覚を意識することができます。自然の力にはかなわないことをいつも痛感し、広い空を眺めながら考え事をしたり、作業をしたりするのもとても素敵な時間になっています。

サポートハウスとびらでは、本日午後は長坂で、来週火曜日と木曜日には甲府(中道)で農作業をする予定です。
農作業をどのように続けて行くのがよいか、引き続き運営会議でも考えていきたいと思います。



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