世界ベンゾ注意喚起の日

本日7月11日は、「世界ベンゾ注意喚起の日」です。
皆さんは、ベンゾって聞いたことはありますか?
ベンゾジアゼンピン系のお薬は、精神科でも処方されていますが、最近は、内科や耳鼻科、整形外科、ペインクリニック等でも処方されていることもあると聞きます。具体的にどんなお薬が当てはまるのかは、上記2枚目の写真に記載されていますので、ご覧ください。

公益財団法人住吉偕成会にある住吉病院では、処方薬依存についての支援をしてきています。
今から約3年前の2017年3月、医薬品医療機器総合機構PMDAから、医薬品適正使用のお願いが出されました。詳細はこちら→https://www.pmda.go.jp/files/000217046.pdf
サポートハウスとびらにも、減断薬に関する様々な方の想いがたくさん寄せられています。眠れない、怒りのコントロールが難しい、まぶしくて目を開けているのがつらい、光や音が気になる、耳鳴りがする、記憶力が悪くなった…等々、いろいろな反応が起きていることを教えてくださる方もいます。
私たちの経験からは、たとえ薬を服用することが怖くなったとしても、早くお薬を減らしたいと思ったとしても、一気にやめる、急激に減らす、ということはおすすめできないと考えています。薬を減らすこと、変えることは、体に様々な反応が起こる場合があります。その時の自分自身の状況や環境によることもありますし、誰でもみんな同じように反応が起きるとは限らないと思っています。
もちろん、薬をゼロにすることが正しいとも思いません。ただ、少ないに越したことはない、そう思っています。

世界ベンゾ注意喚起の日である今日をきっかけに、少しでも多くの方に知っていただき、考えていただく機会になりましたら幸いです。
なお、詳しくは、「W-BAD」でインターネット検索していただくか、こちらからご覧いただくことができます→https://w-bad.org/

今後も、サポートハウスとびらでは、情報提供も行ってまいりたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。

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