農業日和~Part42~

今日は、お天気にも恵まれ、早朝から農作業をしてきました。
まずは、透明マルチをはがして、草取りです。透明マルチの中は40度近くになるので、こぼれていた種が発芽し、枯れていくことで今後草引きを楽にする目的がありましたが…なんと、透明マルチの中では元気に雑草が成長中。植え付け時期となり、種をまくため、透明マルチをはがして草をとろう!ということになったのですが、透明マルチをはがして草引きを始めて気が付きました。私たち、パンドラの箱を開けてしまったようです。終わりの見えない草引きが始まりました。
比較すると、こんな感じです↓
1時間以上かけて、ようやく草引きが完了しました。そして、マルチを張りました。
周りに防草シートも張り、ニンジンの種をまきます。

ちなみに、ニンジンの種は、こちら↓。よいニンジンに育ちますように。
そして、本日最後の作業は、畝間の草引きです。よい気候になってきて、草が徐々に成長しはじめたので、ここで一度手を打っておくことにしました。

今日は、作業をすると汗をかくくらいの気候でしたが、作業の合間の休憩は、自然の中で少し落ち着けるような気がしました。

少しだけ、話題提供を。今日いただいた情報をもとに、調べてみたのですが、「炭素循環農法」というやり方があるそうです。

炭素循環農法とは、ブラジル在住の農家・林幸美さんが執筆した記事をきっかけに広まったそうです。一般的な栽培では主な肥料はチッソだが、炭素循環農法では圃場の微生物を生かすためにチッソより炭素の施用が必要だとされています。C/N比(炭素量とチッソ量の比率)の高い廃菌床やバーク堆肥、緑肥、雑草などを浅くすき込むだけで、その他の肥料はいっさいなし、それだけで虫も病気も寄らない極めて健康な作物が育つとのこと。
地中の微生物には、空気が苦手なものと、空気が苦手でないものがあるそうで、空気が苦手な微生物は地中の深いところに生息しているそうです。空気が苦手でない微生物は、地表の下、それほど深くないところに生息していて、この微生物がワラを細かくしたもの等を土と混ぜておくことでワラ等を食べ、成長することにより、よい土になるということなのだとか。そのために、根が1メートルにもなる植物を植えて、水や空気が土に入りやすくするのも、一つの方法なのだそうです。
もう少し、調べて勉強してみたいと思います。

サポートハウスとびらでは、来週も木曜日に農作業を行う予定です。
ボランティアの方で参加を希望される方は、お願いや注意事項等がございますので、事前にサポートハウスとびらまでお問い合わせくださいますよう、お願いいたします。

コメント

このブログの人気の投稿

スタッフを募集しています

ご家族のつどい 開催のお知らせ

処方薬ミーティング 開催のお知らせ