農業日和~Part41~

新型コロナウイルス感染症の流行により、活動が大幅に変更になる中、新年度が始まりました。
サポートハウスとびらでは、感染症対策として、3つの密と言われる条件が重ならないように最大限の配慮をするなど、対策を強化した上で、今日から農作業活動を再開しました。

2020年度最初の農作業となった今日は、本当に心地よいお天気でした。
今日は、透明マルチを半分に切り、半分だけ透明マルチをはがして、草引きをしました。透明マルチの効果でもう少し早く草が枯れるかと予想したのですが、まだまだ元気に成長していました。
新型コロナウイルス感染症対策として、作業中も、距離をとるように心がけました。
そして、ジャガイモを植えました。今回は、2種類のジャガイモを育てます。
成長してきたら、土寄せをするように、片側の土をかけました。
そして、私たちがお休みしている間に植えていただいたネギの周りにも草が出てきたので、こちらも草引き。
昨年度植え付けた玉ねぎは、少し見ない間に成長し、今日少しだけ収穫しました。調理して味見をしてみたいと思います。
時間に余裕があったので、今日はニンジンとかぼちゃ、枝豆の種、苗づくり用の土、カンナを購入しました。その後、トウモロコシ畑を見に行きました。
手前がトウモロコシです。はやく大きくなあれ!
奥のほうの空いているところは、これからサツマイモ畑になる予定です。

体というものは正直なもので、1か月農作業をお休みしたところ、たったこれだけの作業でこんなに疲れるの?!と思うくらい、なまっていました。これから忙しくなるので、徐々に体を慣らしていく必要がありそうです。


サポートハウスとびらは、立場や肩書・障害及び病気の有無等に関わらず子供から大人まで一緒になって土や自然に触れることで癒されるとともに、同じ目標に向かって自分に何ができるかを考え実践することを目的として、農作業をはじめとした活動をしています。また、働くためには薬を減らすことが重要であり、人とのつながりも必要となります。一方で有機無農薬による農業に携わることにおいても人と人とのつながりが必要です。人と人とのつながりによって働くことも農業も薬に頼らないありのままの状態によって成長を目指すことができると考えています。そして、有機無農薬の体に優しい食材を使うことによって、減断薬における離脱時期や子供の成長過程における味覚形成時期に感覚を意識できるようにすること、既存の医療福祉制度に足りていない部分として、働いた人が働いた分だけ対価を得ることができるようにすることを目的として、今年度の活動を展開していきたいと考えています。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の流行により、計画や実施方法を再検討する必要がありますが、こんなときだからこそ、自分に何ができるのか、考えていく機会にしていきたいと思います。

サポートハウスとびらでは、来週も木曜日に農作業を行う予定です。
ボランティアの方は、現地集合等参加にあたってお願いや注意事項等がございますので、参加を希望される方は、事前にサポートハウスとびらまで電話またはメールでお問い合わせくださいますようお願いいたします。

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